研究プロジェクト - Research Projects


Tesla Blocks: 磁気に基づくブロックシステム

概要:磁気を計測することによって,ユーザが作製した構造物の構造を認識し,3Dモデルを構築するブロック型タンジブルユーザインタフェースの実現手法を示す.ブロック型タンジブルユーザインタフェースは,ブロックを組み立てるという直感的な操作を用いた3Dモデリングを可能にする.本システムのブロックは永久磁石を内蔵するのみの単純な構造を持つため,ブロック内に追加の回路や電源を必要としない.また,構造の認識に用いる電子回路は,ユーザが構造物を作製する土台に統合されているため,カメラを用いるシステムと比較し,小型なシステムを実現した.


Koshi Ikegawa, Shuta Nakamae, and Buntarou Shizuki.
"A Block System with Magnetism-based Structure Recognition",
In Proceedings of the 2017 ACM CHI Symposium on Emerging Japanese HCI Research Collection (CHI 2017 Asian CHI Symposium), May 2017, 8 pages.
池川航史, 中前秀太, 志築文太郎.
“磁気計測に基づき構造認識を行うブロックシステム”,
インタラクション2017論文集, 情報処理学会, 2017年03月, pp. 707-711.

Urushi Circuits: 漆回路を用いたタッチインタフェース

概要:漆は絶縁性を持つ天然の樹脂塗料である.基盤や電子回路用の塗料として使用することによって,美しい外観と手触りを持つ回路を構成することができる.また,漆を絶縁層として用いることにより,多層電子回路を構築することも可能となる.本研究では,多層漆回路を用いてタッチインタフェースを構築する手法を検討する.はじめに,タッチ電極を持つ2層構造の漆回路を作製した.続いて,見た目の美しさを改善するために,すべてのタッチ電極が最上層に配置され,配線が最下層に隠されている漆回路を作製した.更に,タッチインタフェースの拡張として,2次元タッチセンシングを実現するために格子状に配置されたタッチ電極を作製した.


Koshi Ikegawa, Shuhei Aoyama, Shogo Tsuchikiri, Takuto Nakamura, Yuki Hashimoto, and Buntarou Shizuki.
"Investigation of Touch Interfaces Using Multilayered Urushi Circuit",
In Proceedings of the 12th International Conference on Tangible, Embedded, and Embodied Interaction (TEI 2018), ACM, March 2018, pp. 115-122.

長期定点カメラ映像のヒートマップを用いた可視化

概要:To Appear

Koshi Ikegawa, Akira Ishii, Kazunori Okamura, Buntarou Shizuki, and Shin Takahashi.
"Investigating Effects of Users’ Background in Analyzing Long-Term Images from a Stationary Camera",
In Proceedings of the 20th International Conference on Human-Computer Interaction (HCI International 2018), Springer, May 2018, pp. XXX-XXX.
To Appear

Capacitive Blocks: 静電容量に基づくブロックシステム

概要:Capacitive Blocksは実空間と仮想空間をブロックを用いて繋げるTUIである.本システムは静電容量を計測することにより,積み上げたブロックの計数を行うことができる.この計測回路を格子状に複数配置することにより,ユーザが実空間に作成した構造物の認識を行うことが可能となる.ユーザが作成した構造物の認識を行い,3Dモデルを作成することができる.我々のシステムはユーザが実空間に作成した構造物を認識し,仮想空間に3Dモデルを作成する.本研究で,我々はCapacitive Blocksのブロックの設計を見直すことにより安定性を向上させた.本システムにて用いる各ブロックは受動素子であるコンデンサを1つ内蔵するように作られている.本システムはブロックにマイクロコントローラを内蔵しない単純な構造を持ち,カメラを使わずにブロックの計数を行うことが可能である.

吉田有花, 鶴田真也, 池川航史, 阿部哲也, 志築文太郎, 田中二郎.
“静電容量に基づくブロックシステム”,
日本ソフトウェア科学会, コンピュータ ソフトウェア Vol.34 (2017) No.2, 2017年05月, pp. 2_93-2_101, 9 pages.
Koshi Ikegawa, Masaya Tsuruta, Tetsuya Abe, Arika Yoshida, Buntarou Shizuki, and Shin Takahashi.
"Lightweight Capacitance-based Block System for 3D Space Interaction",
In Proceedings of the 2016 ACM on Interactive Surfaces and Spaces (ISS 2016), ACM, November 2016, pp. 307-312.

GAを用いて設計したFSSによるMSAの利得向上シミュレーション

概要:Micro Strip Antenna(MSA)と呼ばれる平面アンテナは広指向性を持つため,一方向に電波を送受信することが難しい問題がある.指向性を狭めることにより特定の方向のみに電波を送受信し,利得を向上することが必要となる.利得向上の方法の1つに周波数選択板(FSS)を付加する方法がある.本研究では,MSAの利得を向上させるためのFSSの形状や配置方法を設計をする手法に遺伝的アルゴリズム(GA)を適用する.MSAの利得が向上することにより無線通信の通信効率を改善することが最終目的である.本研究では,GAを用いて設計したFSSとMSAを組み合わせたときの利得の向上効果を確認し,FSSの設計方法として有用であることを証明した.

池川航史, 川上由紀.
“遺伝的アルゴリズムにより設計した周波数選択板によるマイクロストリップアンテナの利得向上効果に関する研究”,
電子情報通信学会 北陸支部 平成26年度学生による研究発表会, 電子情報通信学会, 2015年03月, 1 page.
Unpublished